「歌詞は最後のフロンティア」。
MOLICEの新作を聞いて、思い出したのはこんな台詞でした。
U2やニール・ヤング等の名盤を手がけてきた大プロデューサー、
ダニエル・ラノアの発言ですが(たぶん)、
音楽/音響のマエストロたる彼も、紆余曲折してたどり着いたのは
結局「コトバ」の世界だったのです。以前からRinkoちゃんの書く詩は、キュートで尖ってて、
くそJ-POPからは百万光年離れた所にありました。
でも今回のスケールはちと違う。
前作までにあった「性」っぽい部分が減少して、
もっと大きな「聖」なる領域に指先が触れている様な?、、、
歌い方も心なしか宣教師風なのは僕の思い過ごしかな。
支える楽曲/演奏も、憧れのインディーギター勢や
ニューウェーヴの模倣から、
必要な部分だけ培養した独自の表現にどんどん深化しているし、
メッセージを伝える道具としてソリッドで無駄がない。
海外で大人気のMOLICEだけど、僕みたいな英語音痴の洋楽ファンが、
痺れるレコード聞いて興奮した後、訳された歌詞カード読んで
「こんなエゲツない内容なの!?」と二度ビックリするあの感覚を、
外国の方々に是非とも味わって欲しいです。
森山公一( オセロケッツ / The Ma’am )
MOLICE is back and they’ve done it again!
This latest collection of gritty space age
rock and roll from Rinko
and the band sees MOLICE moving forward
to the next chapter of their journey,
filling that void left in my mind since their last transmission!
MOLICEが戻ってきた!そしてまたもや やってくれた!
最新アルバムにはRinkoによる気骨のある
最新のロックンロールが詰まっている。
どうやらMOLICEの旅は新たな章に突入したみたいだ。
私のポッカリ空いた心を埋めるものだ!
前作から待っていた甲斐があった !
Robby Takac ロビー・テイキャック
( Goo Goo Dolls / Good Charamel Records )
MOLICEのニューアルバム ” Resonance Love ” 、
なんかとってもポップで、ニューウェイヴで、
ロックンロールしてて、かっこよくて…
そしてちょっぴりキュンとくる…
思いの詰まったいいアルバムだね!
やっぱりバンドはいいよねと思わせてくれる!…
信じる道を行けるって楽しいね!
うれしいね!かっこいいね!
このアルバムひっさげて
また次の”世界のMOLICE”…楽しみにしてま~す!
福士久美子 -Qumico Fucci- ( SHERBETS )
THE MOLICEの新作!
あいかわらず、古今東西でつうようする
オルタナダンサブルロケンローなのだが…
ひとかわむけたきがする…
メロ リズム メロ リズム
メロ リズム メロ リズム…
ごかいをおそれずにいえば
とってもMJてきにキャッチーなのだ!
すべてのパートがくちずさめる感じ
そしてどこかメランコリック メランコリック
何度も 何度も 何度も
くりかえす 最高傑作だ!
阿部耕作
( チリヌルヲワカ )
ワールドワイドな活動の賜物か、アルバムを重ねる毎に
「日本的」な色が強くなってきているように思う。
いわゆるJ-POPの、共感を商業化しようとするそれではない、
「Japanese Rock ‘n’ Roll」の「J」だ。
具体的にいえば歌メロや歌詞に現れたポピュラリティの量
ということになりそうだが、もっと根源的な、
音楽に向かう「意識の変化」を私は強く感じるのである。
自分たちが立っている大地が見えてきた、とも言える
この「嘘のない感じ」に、私は惹かれ、さらに共感を持った。
「The WHO-Maximum R & B」に倣って言えば、
「The MOLICE-Japanese Rock ‘n’ Roll」。
OK, これでいい。
和久井光司
本当に気持ち良いバンドなんだけど、
前のアルバムよりポップになったような?
良い意味で 気持ち良い音です。
外村公敏 ( SHERBETS )
今回Fan-Boでのプロジェクト企画から
レコーディングに至るまで、
ほとんど全ての作業でお手伝いさせていただきました。
彼らの真摯な音楽への情熱は大変なもので、
それだけで称賛に値するものです。
その彼らの望みを満足させる事は並大抵の事でなく、
何度となく壁にぶつかり、もの凄く時間をかけてしまいましたが、
最終的には僕もバンドも全く妥協のない、
非常に良い作品に仕上がったと自負しております。
それ程繰り返し海外ツアーを繰り返した訳ではないのに、
海外からの評価と多くのサポートを獲得出来るのは、
一重に彼らの音楽がシンプルで素晴らしいものだからだと思います。
今後はより多くの日本の音楽ファンにも聞いていただきたいバンドです。
まずはこのアルバムを是非手に取って聞いてみて下さい。
MOLICE、期待してまっせ!
前川和人( エレクトリックイールショック )
軽妙な音色を保ちつつ、どことなく大人びた印象。
スローな楽曲にこそ、その印象を強く感じる。
サンタクロースの正体に気づいてしまった子供…のような
“せつなさ”とでも言おうか。
特にあの曲は、泣けると思う。
間瀬元朗( 漫画家 )
まずは、MOLICE NEW ALBUM リリースおめでとうございます。
だいぶ前に下北沢で一緒にライブをさせてもらい
その時に彼らを体感し感じた圧倒的な世界観と中毒性を
今でも覚えています。
それ以来、直接お会いしたことはないと思いますが、
僕の所属している事務所に今回のNEW ALBUMの
コメント依頼がきまして 何故か、旅に出て音沙汰がない旧友から
突然手紙がきたような驚きと嬉しさがこみ上げてきました。
届けられた新作タイトルは「Resonance Love」
この作品は2013年にクラウドファウンディングによって
世界にアルバム製作資金を募り、世界中のファンのサポートによって
製作されたとのこと、音源と一緒に送ってくれたインフォメーションに
目を通しながら、アーティスト写真をみて歌詞を見ながら
一曲目から順に聴いていく、
楽曲は以前にも増して独特の雰囲気はそのままに
大変メロディアスでソリッドで、どこかプラスチックスぽくもあり、
懐かしくもあり、音源を聴いていて気がついたのですが、
ベースレスのスリーピースバンドになっていたんですね。
ベースレスのギターの絡みっていうのは鉄筋剥き出しの
ビルみたいなところがあって良くも悪くも風通しがいいものに
なってしまうため、歌ものでシンプルなビートを
土台に組み上げていくとき録音やライブをするにあたり、
思った以上に神経質なアレンジが必要になってくる。
練り上げられたアルバムの楽曲達からはそういったプレーヤーの情熱と
肌触りを感じずにはいられなかった。無茶苦茶かっこいい傑作だ!
ライブが見たい、VoギターRinkoの中毒性の高いパフォーマンスが見たい、
ギター二本が絡みあう中で炸裂しているであろうドラムのビートを感じに
ライブに行きたい。
MOLICEをまだ体感したことがないのなら
New ALBUM 「Resonance Love」 を聴いて
ライブに足を運んでみてください。
きっと僕の感じた中毒性が君にも理解できるはずだ!
最後に彼らのホームページのバンドの紹介文から
ギター武田君の言葉を一部抜粋します。
「どこまでも深く、非効率で、自分たちがにじみ出るような、
面倒くさい音楽を創りたい。」
ロックンロールじゃないか!!!
マーヤ( KING BROTHERS / N’夙川BOYS )
新譜完成おめでとう!!
MOLICEの底知れない感性と発想、
そして芯の強い言葉の数々に胸踊らずにはいられませんでした。
ユウ ( チリヌルヲワカ )
The MOLICE takes a curious eye to their listeners,
cooing them to their bed of sonic warmth,
caked in finely soft strokes of sound, sweet hooks,
and charming call to response ad-libs.
In gorgeous contrast to their sharp pop savvy,
their 3-person MONSTER cuts its teeth
with its further honed Thrash Wave style
in this marvelous Fourth album.
MOLICEは 不思議な意識を 聞き手になげかける。
暖かい音のベッドへ。優しくささやきながら
サウンド、心地よいフック、アドリブのチャーミングな魅力で
すてきな優しい一撃をくらわせて。
彼ら3人の”モンスター” は、
この素晴らしい4 枚目のアルバムで
シャープ、ポップ、知性という
すばらしいコントラストとともに
さらに研ぎすまされた 打ちのめす波のようなスタイルで、
その威力を刻んだ!
Sean Polite ショーン・ポライト
( Beasts the East “Touyou Kanon 東洋神音” DJ )
“Resonance Love,” the newest album from Molice,
breathes new life into the surf rock genre while keeping to its nitty-gritty roots.”
MOLICEの最新作”Resonance Love,” は、
本質的なルーツはそのままに
サーフ・ロックという新しいジャンルの息遣いがする。
Evan Bourgault
( Boston Bastard Brigade DJ )
From the first track, Resonance Love delivers
the driving rhythms we have come to expect from Molice.
As the journey continues, tracks such as “Rainbow,”
“Dance Dance,” “RiverS,” and “Plugged Love,”
reveal richer layers of experience and surprises.
“Resonance Love” は、MOLICEらしい疾走するリズムから始まる。
“Rainbow,” “Dance Dance,” “RiverS,” そして “Plugged Love,”
と進むにつれ、バラエティ豊かな感覚と驚きが体験できる。
SeanBird
( Producer [ Host of The J-Pop Exchange WVCR 88.3 FM ] )
掲載順不同