Message from fans in 2014

So what does MOLICE’s music mean to me…?
Of all the music I listen to, no-one sounds like MOLICE.
The songs are often warm, and heartfelt, and other times full of high energy funk that makes you want to get up and dance.
MOLICE play a special kind of pop music where there are no language barriers. Rinko’s voice is soothing to the soul
and so, like all the best Japanese music, it does not matter if you do not understand the words!
But the best thing about MOLICE songs is that they make it so easy to ‘zone-out’.
They transport you to another World with their sound, where the cool people lose their minds and dance the days and nights away together!
– Pete

Molice made me fall in love with music again.
– Jason

I first heard your music a few years ago back in England, from the website japanfiles.com .  After listening to just a few seconds I knew immediately that I loved your sound, so bought both your albums then. Molice has a really unique sound, very catchy songs and Rinko has a great voice that suits the music. At that time, my favourite songs were Into You and Headphone. I also remember downloading your music videos from Youtube.
After I came to Japan, I sometimes looked in Tower Records for any new releases, so I was very happy when I saw on your website you had a new album last year. My favourite song from Neugravity is Control Control. Finally I had a chance to see you live this year at Heaven’s Door. As I expected, you are just as good live as on your albums! I’m looking forward to seeing you play live again (please play in Tokyo on a Sunday or Monday as those are my days off! (-_^))
I think Rinko is the coolest and sexiest singer in Japan, and good at calligraphy too from your letter! It’s a shame that most people prefer crap like A*B48 and will never listen to music like yours (T_T)
Oh, and nice English! Especially Takashi’s letter! You should try writing a song in English next time! I’m sure you can get more foreign supporters then!
Good luck in the future and I’m eagerly waiting for your new album! 
– Duncan

MOLICEのライブはいつも私を躍らせる。
ありきたりな言葉かもしれないけれど、
ポップでセクシー。
トンガっていて、エモーショナル。
ガツンと心も体も踊らせる。踊ってしまう。
出会ってこのかたそれは一貫して変わらない。
そう、MOLICEの音楽は裏切らない。
私にとって、いつまでも変わらずに応援できる、
そう思えた唯一のバンド。
それがMOLICE 。THE MOLICE。
– のぶトロニック

MOLICEのことは「知らなかった」ではすまされない。
– K

熱い感じの言葉が出てこないのですが
これからもしばらくはチェックし続けます。
ぼくにとってのMOLICEは、ポップでロックな
なんかいい感じの大好きなバンドです!
– コンドルパンチ

About MOLICE 2016 by Yuzuru

2016年が始まりました。
昨年は、大きな変化の年でした。
予測もつかない事が次々と起こり、
その流れの中で、僕らは新作をレコーディングしました。
アメリカの最高の環境の中で、僕らは自分たちが信じるままに自由に演奏し、
自分たちの音楽を記録することができました。
今年はいよいよ、その音を皆さんに届けることができます。

未来は、今日の延長にあります。
昨年の大きな変化の延長に、2016年のMOLICEの音楽の姿があります。
とても楽しみです。
とてもワクワクしています。

音楽のあり方が激しく変化している、と日々耳にします。
CDが、レコードが、配信が、ストリーミングが、ライブが、、、
色々な意見や考え方が溢れています。

どんな形が正解なのでしょう?
その答えは僕にはわからないし、当分わかりそうもありません。
試行錯誤は続いていくのでしょう。
僕らは、そのあいまいさを見つめつつ、その難しさを横目に、
毎日嬉々として新しい音楽を創っています。
嬉々として音楽を演奏しています。

音楽を取り巻く世の中の変化は、音楽を創る側の僕らにとって
難しい状況や困難な事態も多い事でしょう。
ですが、それが僕らの音楽への想いを萎えさせる事はありません。
僕らは自分たちの中から溢れ出る想いに従って音楽を創っています。演奏しています。
外の状況や環境や事情で音楽を演奏しているのではない。

自分たちの内側から溢れる音楽と、
外側の世界との接点を探り続ける作業は今年も続きます。
それは終わる事はないでしょう。
それは喜びや葛藤を僕らに与え続けながら、
さらに刺激となって、僕らMOLICEは新しい音楽を生み続けます。

2016年も、世界中に素晴らしい音楽が溢れる事を!

 

2016.1.2
武田ユズル

About MOLICE 2015 by Yuzuru

[ About MOLICE 2015 ]

2015年、MOLICEは新しいスタートを切りました。

僕らは、何年も何年も自分たちの音楽を追求してきました。
僕らには、結成したその瞬間から、
明確な目指すべき音楽の姿がありました。
それをつかむためには何が必要なのか。

どんなリズムが?どんなサウンドが?
どんなメロディが?響きが?意志が?心が?

その見えている音楽を作り上げる為に何をすべきか、
毎日毎日考え、磨き、研ぎ続けてきました。
その作業は、非常に興奮させられる時もあれば、
苦しく真っ暗闇な時もありました。

しかしどんな時も、僕らには目指すべき”MOLICEの音楽”の姿が、
はっきりと見えていました。
そこを目指して、僕らは淡々と歩んできました。

今、音楽とは皆さんにとって、どんなものなのでしょう?
「芸術は進化しない。変化するのみ」とは、
萩原朔太郎の言葉ですが、
僕らはこの思想に賛成です。
音楽は時代とともに、人とともに、その姿を変えてきました。
そしてその変化は、これからも永遠に続いていくのです。

僕らMOLICEは、その営々と続く、
芸術の、音楽の流れの中のほんの一部に過ぎません。
ですが、その一部として今存在出来ている事を、
心から誇りに思っています。

その流れの中から、今年も僕らは新しい音楽を生み出します。
それは、流れの中に生まれる一瞬の波のようなものですが、
激しく大地を打ち付け、しぶきをあげる波になりたい。

その思いを胸に、MOLICEの2015年が始まりました。

2015.3.1
MOLICE ギタリスト
武田ユズル

About MOLICE 2014 by Yuzuru

[ About MOLICE 2014 ]

MOLICEの音楽は、面倒くさい音楽である。

何事も効率の良いことが最高とされているご時世だが、
僕は、たった何小節かのギターを弾くために、
何時間も何日も、音を探し続けるような、
恐ろしく非効率な事をやってきた。

そんな風に、効率や便利さや手軽さの対極の中で
手に入れた音楽は、
いつまでも僕を揺らし続ける。

全自動で作られる音楽、消毒された音楽、
その退屈さを思う。
鼓動のない音楽は、ただの音。
歌っている人、弾いている人が見えない音楽も
今の時代、今の世の中には必要なのかもしれない。
だが、それは歌ではない。音だ。ただの波形だ。

どこまでも深く、非効率で、
自分たちがにじみ出るような、
面倒くさい音楽を創りたい。

2013.12.2
武田ユズル